血糖値を下げるインスリンと呼ばれるホルモンが十分に機能しなくなり、血糖値が高い状態になるものが糖尿病と呼ばれるものです。血糖値が高い状態が続くとだんだんと血管は傷ついてしまい、将来的には心臓病を発症したり、失明や腎不全など、慢性的な合併症に繋がる可能性も考えられます。糖尿病は原因により大きく分けると4種類に分けられます。

ひとつが1型糖尿病、二つ目が2型糖尿病、そしてその他特定の機序と疾患によるもの、最後に妊娠糖尿病です。1型の場合には原因は現在の医学ではまだはっきりとわかっていません。2型は生活習慣などの環境や遺伝的な要素が影響しているとされています。また遺伝とは異なるものの、過食や運動不足などの習慣が受け継がれた場合には、同じ家族同士で発症する人が多くなるのも一つの傾向と言えるでしょう。

糖尿病に関する詳細は以下のサイトをご覧ください。

糖尿病について|神戸の病院なら上野内科・糖尿病内科クリニック

こちらでは糖尿病を発症する原因はもちろん、合併症の紹介や糖尿病の基本的な治療内容を解説しております。糖尿病に関してより詳しく知ることが出来るサイトです。

1型糖尿病の特徴について

1型糖尿病は、糖尿病の種類の一つです。1型糖尿病の大きな特徴としてあげられるのは、膵臓の中にあるインスリンを分泌するβ細胞が破壊されてしまうことです。そのために、1型糖尿病になった患者は、β細胞からインスリンを分泌することがほとんどできなくなってしまいます。インスリン製剤などの薬剤が、1型糖尿病と診断された患者の治療のために使用されています。

この種類の糖尿病の患者は、全ての糖尿病の患者の中でも、あまり割合が多くありません。糖尿病の患者全体のおよそ5パーセント程度が、1型糖尿病であると推測されています。この病気が発症することが多いのは若い世代の人ですが、若い世代に限らず幅広い世代の人が発症する可能性がある病気です。1型糖尿病の中にも種類があります。詳しくは以下のサイトをご参考ください。

1型糖尿病ってどんな病気? | 糖尿病情報センター

1型糖尿病は進行のスピードによって分類される種類が異なる病です。糖尿病情報センターではこの種類を分かりやすく解説しております。是非こちらも併せてご覧ください。

2型糖尿病はどのような病気なのか

2型糖尿病という病名を聞いたことがある人はたくさんいるはずですが、他の糖尿病との区別がつかない人は少なくありません。こちらは、インスリン作用不足によって引き起こされる生活習慣病です。健康な人よりもインスリンの働きが悪いことによって、血糖値がコントロールできなくなり、血糖値の高い状態が続きます。

本来ならインスリンで処理できるブドウ糖が処理されなくなって高血圧の状態となり、次第に種々の症状があらわれるようになると理解しておくと良いです。遺伝的な問題や体質の問題でインスリンの効き目が悪くなる人もいますが、食生活の乱れや運動不足といった生活習慣の悪さがこの問題に繋がっていることもあると理解しておきましょう。

糖尿病のときには何科を受診するべきなのか

糖尿病の恐れがあるけれど、何科を受診すべきか分からずに困ってしまう人も多いです。自覚症状に疲れやすさや肌の乾燥がある場合は、内科や糖尿病内科に行くことをおすすめします。目のかすみや視力低下、明るさによる見え方の違いなどの問題が発生している場合は、内科だけではなく眼科も受診すると良いです。傷の治りにくさや感覚の鈍さは外科で診てもらうことができます。

最後に、尿の回数の多さや異常な喉の渇きは泌尿器科の受診がおすすめです。症状によって受診する場所を決定することができますが、迷ったときには内科や糖尿病内科を受診してみましょう。どこに行けばよいか分からないからと放置するのではなく、迷った場合は内科に行ってみてください。